アッサラーム!MIMIです。
リアルタイムはトマティーナが終わり、ポルトガルへ向かっています!
よかったらインスタやってます:)
今日は、イランのマシュハドでイスラム教、シーア派の聖地、イマーム・レザーへ行くところ。
最後の方のイマーム・レザーでイスラム教の事知れた気がした事かいてます。
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2017年7月21日
前回のブログで1日の半分をお伝えしました。
その時の記事はこちら
mysterymimiworld.hatenablog.com
読んでいただければわかりますが、イマーム・レザーに行きたかったのに、そこだと思っていった場所はただの病院で、実は昼間に行った「すごそうなモスク」がイマーム・レザーだったっていう。。。
なんとも言えないオチになってしまったので、夜また行ってみようってことで一度宿に戻ってきた私とけんたろう。
すっかり日も暮れたので早速出発です。
ホステルからモスクまではあるいて30分くらいかな?
トコトコあるいてると.....
「タクシー?」
そう、イランでもタクシーおじさんはいっぱいいます。
「ノータクシー」
また違う車が止まった。
「エクスキューズミー?」
私たち「ノータクシー」
彼「ノーノー、ノーマネー。 どこに行きたいの?」
私たち「イマーム・レザーに行きたいの」
彼「本当にノーマネーだから、乗せてってあげるよ」
ほんと?!
じゃお言葉に甘えよっと笑
って事で乗り込んだ私たち。
すると彼が
「自分はここ(マッシュハド)出身なんだけど、よかったら街を案内させてよ」
私たち「いいの?じゃーお願いします!」
今考えるとなんて軽い返事なんだろうw
他の国だったら多分断っていたかもしれない。
でも、ここはイラン。 数々のブロガーさんからの情報でこうゆう事が頻繁に多ると知っていし、興味があったのでついて行ってみました。
彼がドライバー。
彼はオーストラリアに留学していた事があるらしく英語が話せます。
彼「ザクロのジュースは飲んだ?」
私たち「ザクロジュースなんてあるの?」
彼「イランはザクロジュースが有名なんだよ。ローカルに人気のジュースやさんに行こう」
って事で来ました。
ここはチェーン店で沢山のお店があるらしく、マップスでも出てきます。
いくと長蛇の列!
みるからに全員ローカルw
けんたろうは何故か目が合った外にいたイラン人に買ったばかりのバナナジュースを貰ってた笑
意味がわからない笑
そして私は、イチゴジュースにしようか、ざくろジュースにしようか悩んでたら、ドライバーが両方買ってくれた!
意味が分からない笑
もう優しすぎ!イラン人!!
まだイラン来て1日目!笑
その後、羊のにおいもかぐのが無理なくらいラム嫌いだって言ってるのにラムのレストランに連れてこられて 苦笑
解体現場を見せられ、まじで気持ち悪くなって、そろそろイマーム・レザーに行きたいって言った笑
彼は終始「本当に今日今からいくの?」
と言ってきたけど、明日には移動するから絶対行くよー!w
って事でイマーム・レザーまで送ってくれた。
本当にやさしいってか、すごいな~イラン人。。
今日は金曜日。
イランの休日は木曜日の午後と、金曜日だそう。
イランの日付は宗教が始まった日から数えるので、キリスト教の年月日の私たちとは違う。
この日は2017年7月21日でイランでは 1396年4月30日。
そういえば、私のイランのビザもイランの日付で書いてあったな。
今日はお休みの日という事もあり、昼の倍まではいないけど、夜には大勢お祈りをしにモスクに集まってきていた。
人が凄いいるから、本当に行くのかと何度もドライバーに聞かれたけど、もちろん行くw
集まる時はここが埋め尽くされるほど人が集まってお祈りをするらしい。
ここはシーア派の聖地。
サウジアラビアはスンニ派が多く、イランはシーア派が多いらしい。
シーア派は元々のイスラム教で、イスラム教のトップは歴代そのトップの息子が受け継いできた。
しかし後継者の問題で2つに分かれることになった。
スンニ派は必ずしもムハンマドというトップの血筋の人がトップをやらなくてもいいという考え方。
シーア派はそのトップの”身内”をトップにし、歴代血筋を絶やしてはいけないという考え。
そう。シーア派は保守的な宗派らしい。
歴史の勉強はそのくらいで。。。
イマーム・レザーに着いた私たちは、昼にゆっくり見学させてもらったから、夜はゆっくり絨毯に座ってみる事にした。
色んな人がいる。
小さな頃からここに来るのを夢に見て、泣いてしまう人もいるらしい。
実際、前にいた男の人がお祈りをしながら泣いていた。
その横を大きな声を出して、笑顔で飛び回る子供たち。
その様子を見守る家族。
その家族の隣で真剣にお祈りをしている人。
カップルで仲良く話している人もいれば、女同士の友達でガールズトークに花を咲かせている人もいる。
そして、日本人の私たち。
写真を撮っていても嫌な顔はされないし、私たちを気にしている様子もない。
するとけんたろうが
「なんか平和だな。」
って言った。
本当にそうだな。って思った。 なんて平和なんだろうと思った。
イランと聞くと多くの友達から「大丈夫なの?テロとか」と言われた。
実際、私も、イスラム教をよく知らないし、どうなのかな。。と思う部分はあった。
でも、ここに来て、この場所にイラン人と同じように座って、そこにいる人達を眺めたり、この空気に触れていると、とても平和を感じた。
日本なら、もしかしたら「真剣にお祈りしてるんだから、静かにしなさい。」って子供に叱る親がいるかもしれない。
「違う宗教なのに、こんな地に来て写真なんてとるのをやめなさい。」って私たちの事を思う人もいるかもしれない。
でも怒っている人なんてひとりもいない。
みんな穏やかな顔をしている。
全部受け入れくれている感じがした。
というか、自分なりでいいんだ。と感じる。
子供たちは子供たちなりの、モスクでの居方(いかた)をしてる。
それでいい。
そうして、真剣にお祈りしている人を見る。
それが自分の親だったり、知らない隣の人だったり。
そうして、イスラム教に触れていくんだなぁと感じた。
心が平和な宗教だなぁと思った。
イスラム教の事、少し知れた気がした。
イスラム教の教えで、「旅人に優しくしなさい」という教えがあるらしい。
旅人は神様の友達らしい。
だから、困っている私たちをみんな助けてくれるし、優しくしてくれる。
まだ1日目なのに、もう既にイランが大好きになった。
結局、夜の12時半頃までモスクにいた私たちは、優しい気持ちになって宿へ戻った。
もしイランに来る機会があったら、是非マシュハドのイマーム・レザーを訪れてほしい。
イランの中で1番好きな場所になった。
明日はヤズドというスタウォーズみたいな街へ移動します。
今日もありがとうございました。
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